★フードフレンドリーなワイン造りをモットーに、ブドウは全て有機または最小限インプット農法で持続性可能農業を実践している農場のみから仕入れる自然派ワイナリーからお届けします。 ★醸造責任者のジョン・グローシャ曰く、このワインはブドウがどこで取れたかというよりもどのようにワインが造られたかが重要で、地元生産者との20年に渡るとりくみから12ヴィンヤードのぶどうの育った環境から織り成す1本を表現することが一番の仕事のようです。特にCommuter Cuveeは鮮やか、これぞウェイラメットバレーという特徴を表現する事を目指しましています。 ★2021年はウィラメットバレ―にとって特徴的な年でした。ブドウの栽培時期は例年通りに始まり４月中旬には新芽が吹き始め、4月後半は平均よりも暖かく乾燥していましたが5月には30℃近い気温が続き成⾧が一気に加速しました。6月はつぼみが開き始めた矢先に４日間大雨があり受粉量が制限され、さらにその2週間後にはアメリカ西海岸で熱波現象停滞、そして6月末には観測史上初の気温46℃がヴィンヤードを襲います。幸い成⾧途中のグリーンな果実は日焼けによる壊滅的な被害を受けずに９月初旬のリカバリーレインの恩恵を受け、その後日差しが安定した9月末から10月初旬にかけて最後の収穫に至りました。そんなハラハラドキドキの2021ヴィンテージ、ブドウの収穫量が低いこともあり、例年より濃くフルーティが全面に出ているとってもチャーミングな仕上がりです。